どうも、Yuma(ユーマ)です!
はじめまして!私は、2021年にCoast FIREを達成し、2022年12月に家族(嫁・娘)と共に念願のマレーシア移住を達成した30代一般男性です!
冒頭でもお伝えした通り、2022年末にマレーシア移住を達成した我が家ですが、マレーシアへ移住するには【ビザ】を取得する必要があります。
そして、マレーシアにはビザの種類が豊富に用意されており、比較的誰でも簡単に移住することができます。
そこで、本記事では、マレーシア移住を実現させる7種類のビザについて解説していきます!
この記事を読めば、
・マレーシアに移住する方法
・各ビザの取得方法、条件
・私がおススメする最も簡単な方法
が分かります!
それでは、どうぞ!
マレーシア移住するためのビザ
早速結論になりますが、マレーシアへ移住するためのビザは、主に以下の7つです。
❶ 観光ビザ
❷ 就労ビザ
❸ 学生ビザ+保護者ビザ
❹ MM2Hビザ
❺ レジデンスビザ
❻ 配偶者ビザ
❼ デジタルノマドビザ
細かい部分を言えばもっとありますが、一般的なビザとして考えられるものをピックアップしました。
観光ビザ
観光ビザは、いわゆるノービザとも言われ、手続等をする必要がないビザです。
日本人であれば、以下の条件でマレーシアに滞在することができます。
✔ 入国日より90日以内の滞在【手続き不要】
✔ 往復の航空券や他国行きの航空券が必要
就労ビザ
就労ビザは、マレーシア移住で最も一般的に利用されているビザです。
私もこのビザを利用してマレーシアへ移住しました。
就労ビザは、以下の3つに大別されます。
✔ 雇用パス【現地採用or駐在】
✔ 臨時雇用パス
✔ 専門職パス
このうち、日本人のほとんどが【雇用パス】ですが、雇用パスは以下の3つのカテゴリーに分かれています。
主に月額給与によって分かれていますが、日本人の場合、カテゴリーⅡ以上に分類されるので、最低月額給与5,000リンギット(≒15万円)は保障されています。
とはいっても、最近物価上昇が著しいマレーシアですので、5,000リンギでの応募は皆無で、平均するとおよそ8,000リンギ~9,000リンギの求人がほとんどです。
日本円にすると、約24万円から27万円前後ですので、独り暮らしであれば不自由なく暮らせます。
学生ビザ+保護者ビザ
就労ビザの次に人気なのが、学生ビザ+保護者ビザというパターンです。
✔ 有効期間は1年(毎年更新)
✔ 学生ビザの許可のある学校のみに限られる(小中一貫ではない保育園等は対象外)
✔ 保護者ビザでの就労は認められない
学生ビザは、子供がインターナショナルスクール等へ入学する際に必要になるビザです。
一方で、保護者ビザは、保護者どちらか1人に発行されます。
twitterでもかなり目にすることが多いと思いますが、教育移住としてこのビザの組み合わせでマレーシア移住されている方はかなりいます。
なお、注意点として、子供が何人いても保護者ビザの発行対象者は1名のみですので、子供が2人いて父・母に保護者ビザを発行、ということはできません。
したがって、片親+子供ということで、父親は日本で働いて仕送り、母親は子どもと一緒に渡馬して教育移住というケースが多いようです。
MM2Hビザ
数年前に改悪された有名なビザがMM2Hです。
✔ Malaysia My 2nd Homeビザの略
※ただし、就労は禁止
✔ 5年間の長期滞在をすることが可能(5年毎に更新→実質的に永住)
✔ 1,2年前に取得条件がかなり厳しくなった
マレーシアは、日本人が選ぶ海外移住したい国、ナンバーワンに14年間連続選ばれていましたが、これは改正される前のMM2Hの影響がかなりあったと言われています。
取得条件は以下の通りです。
この中で最も厳しい要件は、恐らく収入条件です。
月に120万円以上、マレーシア国外での収入が条件です。
さらに、流動資産が4,500万円以上、さらにはその中から銀行への定期預金が約3,000万円です。
これを満たすことができる日本人はかなり少ないのではないでしょうか。
さらに、申請可能年齢は35歳までに引き上げられ、ビザ発行手続き費用も倍以上になりました。
改正前のMM2H条件では、月収が30万円以上などハードルは低いものでしたが、改正後は難易度はかなり上がってしまいました。
ちなみに、MM2Hに似たビザがサラワク州から発行されています。
それは【S-MM2Hビザ】といわれるビザです。
サラワク州とは、マレーシアの東に位置する最大の州ですが、このビザを取得すればマレーシア国内どこでも滞在可能です。
ただし、30歳~49歳に関しては、子どもがサラワク州にある学校に通う必要があるなど、首都クアラルンプールではなく、サラワク州に住むことを余儀なくされます。
申請可能条件は、MM2Hと比べてかなり低いです。
夫婦で応募する場合、月額30万円以上であれば収入条件は満たせます。
ただし、冒頭でもお伝えした通り、30歳から49歳は以下の条件を別途満たす必要があります。
いずれにしても、サラワク州に住まないといけないたっめ、S-MM2Hは50歳以上の方に適したビザです。
レジデンスビザ
レジデンスビザは、就労ビザの一種で、優秀な人材を国内に誘致しマレーシア経済を活性化するために創られたビザです。
✔ 10年間の就労 or 滞在【本人】
✔ 5年間の就労 or 滞在【配偶者・子供】
✔ 就労先の変更が可能
本人には10年間の就労あるいは滞在が認められます。
MM2Hビザよりも更新期間が長く、就労も認められているのでMM2Hよりも良い待遇です。
かつ、配偶者や子供、そして自分の両親などに対しても、5年間の就労、滞在を発行できる最強ビザです。
取得条件は以下の通りです。
マレーシアで最低3年の就労経験+最低2年間は所得税を納めているなど、これまでマレーシア経済へ貢献してきた人が対象になります。
かつ、基本月給が15,000リンギット以上ということで日本円で45万円以上ということになります。
駐在の場合であればこの要件を満たすことは非常に簡単ですが、現地採用の場合はかなりキツイというのが実情です。
そもそも、現地採用で月給15,000リンギット以上の求人が皆無に近いからです。
私の場合は現地採用ですが、前職の経験を活かすことができる仕事に就けたため、運よくこの要件を満たすことができましたが、未経験からのエントリーだとこのレンジに達するのは難しいです。
したがって、マレーシア現地就職で高給を求める場合、これまで日本で積んできた経験・スキルを活かせる求人に応募すると良いかと思われます。
配偶者ビザ
マレーシア国籍を所有する人と結婚すると発行されるビザです。
5年後には永住権の申請資格を得ることができます。
こればかりは相手がいないと実現が難しいビザです(笑)
デジタルノマドビザ
最近出た話題のビザが【デジタルノマドビザ】といわれるビザです。
✔ 正式名が【DE Rantau Namad Pass】
✔ IT・デジタル分野で活躍するフリーランサーやリモートワーカーに向けた長期滞在ビザ
✔ 滞在期間は3カ月~12カ月※最長2年間滞在可
De Rautauとは、ASEANにおけるデジタルノマドのハブとして確立するために創立されたプログラムです。
インターネットやSNSの発達によって、パソコン1台で稼ぐ人が増えてきたという背景もあり、マレーシアに限らず、インドネシアなどの国々もデジタルノマドビザを発行しているようです。
申請条件は以下の通りです。
✔ 申請者は18歳以上で、配偶者や子供の帯同が可能
✔ 収入条件は、年間24,000USD以上【日本円で約310万円】
✔ ビザ申請料は、本人がRM1,000、配偶者等がRM500
MM2Hなどのビザと比べて、かなりハードルは低いです。
日本円で年収310万円以上というと、月収26万円程度ということでS-MM2Hよりも低い基準です。
現状の条件では、最大2年間住むことができるようです。
が、MM2Hの件でもそうですが、マレーシアは申請条件等をコロコロ変える国ですので現状の条件を満たしているのであればすぐに申請した方が良いです。
ビザは取れる時に申請して取得する、というのが原則です。
申請するための書類等については、公式HPをご確認ください。
マレーシア移住実現のための最も簡単な方法
私がおススメする最も簡単な方法は、間違いなく【現地採用での就労ビザ】です。
駐在の場合は、会社の判断によるところが非常に大きく運も必要なため、難易度はかなり上がると思います(マレーシアに拘らなければ難しくない)。
マレーシア現地採用の難易度が低い、というのは求人数が豊富にあるからです。
特に、カスタマーサポート系の求人が多数です。
その中でも【BPO企業】がオススメです。
BPO企業とは、Business Process Outsourcing(外部委託)ということで、コールセンターやマーケティング、テクニカルサポートなど主にカスタマーサービス系の仕事内容になることが多いです。
例えば、Booking.comなどの旅行サイトで何かトラブルがあった場合、問い合わせをすると思いますが、その対応をする業務になります。
以下の求人は、REERAKOEN(リーラコーエン)様のサイトから引用したものです。
また、以下の求人は、CareerCross様のサイトから引用したものです。
両者ともにカスタマーサービス系の求人です。
1つ目のITサービスデスクエージェントでは、社内準ビジネスレベルが求められますが、2つ目のフードデリバリーカスタマーサポートでは英語力不問となっています。
英語力はあった方が就職の選択肢は広がるのは間違いありませんが、全く英語が話せなくても求人がある、というのはかなり嬉しいですよね。
このように日本語だけでもOK、という求人は数は少ないものの一定数存在はするので、近年マレーシアへ移住される方も増えています。
ちなみに大卒であれば、新卒からでも就職可能です!
さいごに
マレーシアは東南アジアの中でも、インフラが整っており治安も比較的良いので、日本人にとっては非常に住みやすい国です!
海外移住に興味のある方は、是非マレーシアをおススメします!
今回の記事では、マレーシア移住を実現させる7種類のビザについて解説しました!
それでは、またお会いしましょう!
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