どうも、Yuma(ユーマ)です!
なんと、2022年5月13日の午前、楽天モバイルより衝撃のニュースが発表されました!
それは「0円」プランを廃止という内容です!
従来であれば、1GB未満の使用量であれば月額料金0円という料金内容でした。
しかしながら、2022年7月より【月額料金0円が撤廃】され、980円/月(税抜)と変更されることになりました!
ここで問題になるのが、
です!
携帯電話番号を保持したり、海外在住時にSMSメッセージを受信したいと思っている人たちにとっては、楽天モバイルの【月額料金0円】という料金プランは、間違いなく強いの味方でした。
しかしながら、今回の改悪を受けて、楽天モバイルの継続には再考する必要がありそうです!
そこで、今回の記事では、楽天モバイルの【0円プラン廃止】を受けて、それに代わるおススメの携帯会社について詳しく紹介していきます!
ちなみに、本記事では【現時点】と【今後】という2つの時間軸でご紹介していますのでご了承ください!
この記事を読めば、
・今回の楽天モバイルの改正(改悪)の内容
・それに対する楽天モバイルの対応措置
・海外在住者にとって楽天モバイルに代わる携帯会社【現状と今後】
が分かります!
それでは、どうぞ!
楽天モバイルが【0円プランを廃止】!?
2022年5月13日の午前、楽天モバイルより「衝撃的な内容」が発表されました。
それは「Rakuten UN-LIMIT VI」に代わる、「Rakuten UN-LIMIT VII」が2022年7月1日よりスタートするという内容です。
これが何を意味しているのかというと、
というものです!
ちなみに、7月まで継続される「Rakuten UN-LIMIT VI」の内容はコチラです。
要するに変更になった点とは、以下の表に示す様に「0GB~1GB」の料金です!
データ使用量 | 変更前 (Rakuten UN-LIMIT VI) | 変更後 (Rakuten UN-LIMIT VII) |
0GB~1GB | 0円! | 980円(税込1,078円)0円廃止! |
1GB~3GB | 980円(税込1,078円) | 980円(税込1,078円)据置! |
3GB~20GB | 1,980円(税込2,178円) | 1,980円(税込2,178円)据置! |
20GB~ | 2,980円(税込3,278円) | 2,980円(税込3,278円)据置! |
これまで1GB以上のデータ使用量の人たちにとっては、全く関係ありません。
問題となるのは、1GB未満のデータ使用量だったユーザーです。
1GB未満のデータ使用量で済んでいる人は、
・日頃、そこまで外出先でスマホを利用しない人
・サブとして利用していた人
・海外在住者として、携帯電話番号保持やSMSメッセージの受信のために利用していた人
ざっくりこんな方たちではないでしょうか?
正直、私自身も日頃はWIFIを使っていたり、外出先でそこまで使用しないので「0円料金」の恩恵をもろに受けていました。
この速報を受け、Twitterでは、以下のような厳しいコメントが散見されました。
一方で、肯定的な意見もありました。
各社メディアでも取り上げられました。
楽天グループの最高執行役員である三木谷氏も以下のような発言をしています。
「ぶっちゃけ、0円でずっと使われても困る」
※出展はYahooニュースより
かなり正直ですね(笑)
楽天グループが発表した2021年12月期の連結決算は、最終損益が1,338億円の赤字となり、これは過去最大。
そして、携帯事業(楽天モバイル)の営業赤字はなんと4,211億円で前期比の9割増加。
主な原因としては、急ピッチで携帯用の基地局を整備したり、KDDIから回線を借りる「ローミング」費用がかさんだことが挙げられます。
好調な他の分野で黒字を図っているものの、携帯事業での損失を穴埋めできずに1,000億円を超える赤字に繋がったということですね…。
このような流れもあり、楽天モバイルの「0円廃止」というのは納得がいきます。(これまでの楽天モバイルの集客の仕方は置いといて…笑)
楽天モバイルの対応措置(特典4つ!)
今回の改悪を受けて、4つの特典(おまけ有)が用意されています。
特典1 実質最大4カ月無料
楽天モバイルの既存ユーザーで「Rakuten UN-LIMIT VI」を利用している方は、以下の通りです。
・7月1日まで、「Rakuten UN-LIMIT VI」のプラン料金でご利用可能。
・9月1日~9月30日まで、データ利用量が1GB以下/月だった場合は1,081円相当分の楽天ポイント還元され、実質「Rakuten UN-LIMIT VI」のプラン料金でご利用可能。
・10月1日~10月31日まで、1GB以下/月だった場合は1,080円相当分の楽天ポイントが還元され、実質「Rakuten UN-LIMIT VI」のプラン料金でご利用可能。
・11月1日より、「Rakuten UN-LIMIT VII」のプラン料金が適用されます。
つまり、7月1日~11月1日の4カ月間は、データ利用量が1GB以下であれば、実質無料ということになります。
また、7月1日以降に楽天モバイルに申し込んだ方は、以下の通りです。
・7月5日 開通~8月31日まで、「Rakuten UN-LIMIT VI」のプラン料金でご利用可能。
・9月1日~~9月30日まで、データ利用量が1GB以下/月だった場合は1,081円相当分の楽天ポイント還元され、実質「Rakuten UN-LIMIT VI」のプラン料金でご利用可能。
・10月1日~10月31日まで、1GB以下/月だった場合は1,080円相当分の楽天ポイントが還元され、実質「Rakuten UN-LIMIT VI」のプラン料金でご利用可能。
・11月1日より、「Rakuten UN-LIMIT VII」のプラン料金が適用。
既存のユーザーに対する対応と全く同じです。
そして、9月以降に申し込んだ方は、以下の通りです。
・9月5日 開通~9月30日まで、データ利用量が1GB以下/月だった場合は1,081円相当分の楽天ポイント還元され、実質「Rakuten UN-LIMIT VI」のプラン料金でご利用可能。
・10月1日~10月31日まで、1GB以下/月だった場合は1,080円相当分の楽天ポイントが還元され、実質「Rakuten UN-LIMIT VI」のプラン料金でご利用可能。
・11月1日より、「Rakuten UN-LIMIT VII」のプラン料金が適用。
ポイントによる還元のみという対応になります。
特典2 ポイント最大6倍
楽天市場での買い物でもらえるポイントがSPUにプラスされて、ポイントアップします。
既存ユーザーであれば、
・楽天モバイルを利用 +1倍
・ダイヤモンド会員 +1倍
ということで、適用される前より「2倍」のポイントアップが見込めます!
こちらの特典は、6月1日に先行でスタートされます。
特典3 無料通話時間を15分へ延長
今までは1回10分以内の国内通話が「無料」でしたが、無料通話時間が15分に延長されました。
さらに、15分を超える通話料金として月額1,100円になりますが、特典で【3カ月無料】になります。
特典4 楽天グループサービス3カ月無料
楽天グループサービスや動画サービスが、3か月間無料で使用することができます!
(おまけ?) 楽天モバイル公式メールサービス開始
楽天モバイル公式メールサービスが利用することができます。
要は、キャリアメールを持てるということです。
おまけを含めて、合計5つの特典を打ち出していますがいかがでしょうか?
正直、私の場合は
❶ 外出先で多く利用しないため、利用データ量は少なくて済む。室内にいる時は、常時WIFIを使用。
❷ 年末に海外移住するため、電話番号保持やSMSメッセージ受信のためにできるだけ安価で利用したい。
という目的で携帯会社を選んでいたため、「楽天モバイル」から離脱せざるを得ません。
というのも、私の場合、楽天モバイルで継続した状態で海外移住すると、電話番号保持やSMSメッセージ受信のために月額料金980円を支払い続けなければなりません。(妻と合わせて約2,000円の出費)
そして、私にとって、2つ目の目的は非常に大きな意味を持ちます。
LINEなどの多くのサービスは電話番号に紐づけられており、例えばログインの度に電話番号認証を求められたりすることも非常に多いです。
そういった理由もあって、海外移住後も日本の携帯電話番号は手放したくありませんでした。
そこで、楽天モバイルに代わる新たなサービスを探して、ついに見つけました!
ただし、今回ご紹介するのは、
・携帯電話番号の保持
・海外在住時にSMSメッセージの受信のみを利用
上記の目的で利用したい方にとって、おススメの携帯会社です。
引続き、日本国内にいながらスマホを使う場合、楽天モバイルより安価なサービスを提供しているサービスは色々ありますので、ご自身で調べていただければ幸いです。
ちなみに、本記事では、【現状】と【今後】の2つの時間軸でおススメの携帯会社を紹介しています。
現状では〇〇がおススメですが、今後のサービス拡充次第では△△が圧倒的におススメです!
【現状】日本通信がおススメです!
私が調べた限り、携帯電話番号の保持、海外在住時にSMSメッセージの受信ができるという2点の条件を満たすサービスで最安の会社は「日本通信」です。
格安SIMの1つである日本通信株式会社が提供するサービスです。
料金プランは、以下のように5つ用意されています。
結論から言うと、一番左の「シンプル290 プラン」がおススメです。
当プランは、月額基本料金が290円で、使用データ量として1GBが含まれます。
データ量を追加したい場合は、1GBあたり220円です。
仮に、月に3GBのデータ量を使用する人は、
1GB(基本データ量で290円)+2GB(220円/GB×2)で月額料金730円(税込)
ということで、他社のサービス内容と比較するとかなりお得です。
通話料を加味しないとすると、楽天モバイルより約300円お得ということになります。
そして、この日本通信のプランであれば
・携帯電話番号の保持
・海外在住時にSMSメッセージの受信のみを利用
2つの条件を満たすことができます。
ただし、SMSメッセージを受信する際は、以下に示す通り、事前にマイページより申込する必要があります!
ということで、結論です。
携帯電話番号の保持、そして海外在住時にSMSメッセージを受信するという目的であれば、
ということになります。
我が家の場合は、夫婦ともに必要ですので合計で580円です。
つまり、2つの条件を満たすために、毎月580円を支払う必要があるということになります。
これが高いのか、安いのか、人それぞれだと思いますが、私が知る限り、本記事を執筆時点で最安のサービスです。
我が家の場合、毎月580円を支払ってもなんとか維持はしたいので日本通信に変更する予定です!
【今後】povo2.0がおススメです!
本記事では、もう1つおススメの携帯会社をご紹介します。
それは「povo」が提供する「povo2.0」というサービスです。
povoは、au回線を使っていて格安SIMながら、安定した通信が実現できると話題のサービスです。
基本料金は0円で、あとは自分好みにトッピング(カスタマイズ)して料金プランを組み合わせることができる自由度の高いサービス内容となっています。
基本料が0円で、それぞれの使用用途に合わせてカスタマイズするのは新しい発想ですね!
povo2.0における「基本料0円」に含まれている内容は、以下の通りです。
トッピング種類として、様々なものがあるようですが、一部をご紹介します。
例えば、1カ月のデータ使用量が3GB未満の人であれば、右側のタイプ(データ追加3GB(30日間) 税込990円/回)を選ぶと良いと思います。
これであれば、税込990円ということで楽天モバイルより安くなります!
データ使用量以外にも、通話トッピングもあるようです。
例えば、5分以内の通話であればかけ放題になるプラン(税込550円/月)や通話かけ放題プラン(税込1,650円)もあります。
通話料金までトッピングしてしまうと、3GB未満の人であればpovo2.0が割高になってしまいますね。
簡単にpovo2.0のサービス内容を紹介しましたが、注意点が1点ほどあります。
つまり、最低でも半年に1回は有料サービスを利用しなければ、利用停止、契約解除になるということです。
したがって、できるだけ安価なプランを選ぶ必要があります!
そこで、以下のトッピングが最も安価でおススメです。
なんと、この料金パックであれば、たったの税込220円です!
つまり、半年に1回のみ220円(税込)を支払えば、利用停止や契約解除から免れることができます!(サポートへ確認済)
ちなみに、「smash」はスマートフォンでの視聴に特化した短尺のバーティカルシアターアプリです。
音楽・ドラマ・アニメ・バラエティなど、様々な映像作品を配信されます。
今回の目的は、あくまで電話番号保持ということなので現状の料金プランで最安の「smash」を選択することになります!
しかしながら、残念なニュースが…。
なんと、現状では「povo」は、国際ローミングに未対応です。
国際ローミングに対応していないということは、
ということを意味しています。
電話番号を保持するという1つ目の目的は達成されますが、SMSメッセージを受信できないんです…
しかしながら、運営側も「サービスの提供を予定しています」と前向きな発言をしていますので、ユーザー側としても待つしか他なりません。
ということで、コチラが結論です!
ということになります。
ちなみにこれは参考。ブログには載せない。
まとめ
楽天モバイルの【0円廃止】を受けて、海外在住者、あるいはこれから移住する人は、
・携帯電話番号の保持
・海外在住時にSMSメッセージの受信のみを利用
という2つの条件を満たすために、その他の会社に乗り換える必要があります。
そこで紹介したのが「日本通信」と「povo」というサービスです。
会社 | 月額(税込) | 携帯番号の保持 | SMSメッセージ受信 |
日本通信 | 290円 | 〇 | 〇 |
povo | 37円 | 〇 | ×(今後拡充予定) |
表にまとめると、こんな感じです!
電話番号を保持するだけの人であれば、povoでもOKですね。
私の場合は、証券会社のログインやその他のサービスを使用する際に、かなりの頻度でSMSメッセージを受信する必要があるため、【現状】では日本通信しか選択肢はないようです。
そして、楽天モバイルから他社への乗り換えをご検討の方は、
することを強くおススメします!
今まで通りの条件で利用できる期間は使いきっちゃいましょう!
我が家では、以下のような方針でいきます!
・【現状】は、「日本通信」で様子見。切り替え時期は、楽天モバイルの【実質4カ月無料】特典が終了する11月より。
・【今後】は、「povo」の海外ローミングのサービスが開始されれば乗り換え予定。
※なお、どちらも海外居住時にネットより申込可能。(esimの場合)
「povo」の海外ローミングのサービスについては、今後の動向次第ということで、何か動きがあったら即記事にします!
さいごに
今回の記事は、楽天モバイルの【0円プラン廃止】を受けて、それに代わるおススメの携帯会社について紹介しました!
それでは、またお会いしましょう!
コメント
コメント一覧 (2件)
ちょうど気になってた情報ありがとうございます。
私も海外在住組で楽天モバイル重宝してましたが今回の改訂残念です。
記事の内容でいくつか質問ですが、11月まではポイント還元で実質0なので切り替えはそれ以降でもいいとありますが、日本に帰る予定もなくポイント使う予定がない場合はもったいない気がしてます。皆さん海外に住んでて楽天ポイント活用されてるのでしょうか?ポイントの期限なども分かってないので気になるところです。
POVOについては海外SNS写真のみ可能との情報もありそれが本当ならPOVO一択ですが、半年に1回忘れずに何かトッピングしなければいけないというのが物忘れの激しい私には不安材料です。
どちらにしても近いうちに楽天から切り替え予定ですが、せっかく有料で取った番号は引き継ぎたいのですが、そういった手続きは海外にいながら可能でしょうか?SIMカードとか送ってもらわないとダメなのか?など気になるところです。
アムザール様、コメントありがとうございます!
以下の通り、回答させていただきます。
ーーーーーーーーーーーーー
記事の内容でいくつか質問ですが、11月まではポイント還元で実質0なので切り替えはそれ以降でもいいとありますが、日本に帰る予定もなくポイント使う予定がない場合はもったいない気がしてます。皆さん海外に住んでて楽天ポイント活用されてるのでしょうか?ポイントの期限なども分かってないので気になるところです
ーーーーーーーーーーーーー
既に海外に在住ということで楽天ポイントの旨味はないと思いますので、ご認識の通り、8月中の解約をおススメします!
通常であれば、楽天ポイントはそのまま投資信託購入に使えるので、ポイントはすぐに現金化可能ですが、非居住者の場合、楽天証券は使用できないことになっているので難しそうです…。
仮に、楽天証券の口座をお持ちで、非居住者の申請をしていない場合、上記の方法でポイントを現金化できると思いますが、海外IPでアクセスした場合、楽天証券が口座一時停止などの措置を取ってくる可能性も十分にあり得ます…
大変長々と申し訳ございませんが、結論から申しますと、海外在住時に楽天ポイントを使うことはできないため、8月中の移転をおススメいたします。
ーーーーーーーーーーーーー
POVOについては海外SNS写真のみ可能との情報もありそれが本当ならPOVO一択ですが、半年に1回忘れずに何かトッピングしなければいけないというのが物忘れの激しい私には不安材料です。
どちらにしても近いうちに楽天から切り替え予定ですが、せっかく有料で取った番号は引き継ぎたいのですが、そういった手続きは海外にいながら可能でしょうか?SIMカードとか送ってもらわないとダメなのか?など気になるところです。
ーーーーーーーーーーーーー
海外SNS写真のみ可能というのは初耳でした。新情報、ありがとうございます!
半年に一回、トッピングしないといけないのがネックですよね汗。
また、海外にいながらにしてPOVOへの切り替えが可能かどうかの件につきましては、以前ヘルプで問い合わせたところ、可能だということをおっしゃっていた記憶があります。
(※ただしE-simの場合)
物理的なSIMカードを海外へ送付するサービスまでPOVOが行っているかは、ヘルプで問い合わせた方が良いかと思われます。
上記の通り、E-sim対応の機種(iphoneであれば最近のほとんどの機種が対応)であれば物理的なSIMカードを送ってもらわずにして、ネット上で手続き可能です。
以上、よろしくお願いいたします!