どうも、Yuma(ユーマ)です!
私は現在、2022年末に家族(嫁・娘)とマレーシアへ移住するために準備を進めています。
【Revolut】という海外送金サービスはご存じでしょうか?
Revolutでは、為替・送金手数料が完全無料なんです!
以前、外貨両替する際にお得な方法(以下の記事)を解説しましたが、この方法でも1ドルあたり2銭の為替手数料が発生してしまいます。
しかしながら、Revolutでは、その為替手数料が無料なんです!
さらには、海外の金融機関への送金も無料という大盤振る舞いです!
具体的に、Revolutの具体的なサービス内容については、以下の記事で解説しています。
今回の記事では、【Revolut】の登録方法から送金方法までの具体的な方法について解説していきます!
この記事を読めば、
・Revolutの登録方法
・デビットカードの申込方法
・Revolutの入金方法
・Revolutの両替方法
・Revolutの送金方法
など全てが分かります!
それでは、どうぞ!
そもそも「Revolut」とは…?
そもそも「Revolut」とは、一体何でしょうか?
Revolutは、イギリスで開発されたデジタル銀行/海外送金サービスです。
2015年にサービスが開始され、既に利用者は1800万人以上を突破しており、主にヨーロッパを中心に人気があります。
サービスが開始されて7年近く経っていますが、日本に上陸したのはここ数年のことです!
スマホ1台で両替を始め、送金や海外ATMを手数料無料で利用できたり、デビットカードとしても使うことができ、海外移住するなら必ず知っておくべきサービスです!
特筆すべきは、両替手数料の安さです。
完全無料のスタンダード会員でも、月々75万円までの両替であれば完全無料です!(イギリスの平日時間帯のみ)
さらに、両替する際は、「TTMレート」ですのでスプレッド(手数料)がありません!
TTMレートとは、金融機関が為替取引をする際に基準とするレートであり、「仲値」とも言います。TTMレートに手数料を足したのがTTSレートやTTBレートと呼ばれ、空港や銀行で両替する際に用いられているレートです!
Revolutの場合は、TTMレートですので、手数料が含まれていない最もお得なレートで両替できるということです!
逆に、直接銀行に行って両替する際は、手数料が乗っているTTSレートなので不利だということですね!
「Revolut」の登録方法
Revolutでは、以下の3つのプランを用意しています。
・スタンダード会員(0円)
・プレミアム会員(980円/月)
・メタル会員(1,800円/月)
それぞれの会員で、受けられるサービスは異なりますが、まずは登録ということで会員費が無料の「スタンダード会員」で問題ありません!
それでは、実際に登録の説明をしていきます。
❶ 公式サイトへアクセス
まずは公式HPにアクセスしてください。こちらから飛べるのでクリックしてください。
❷ Revolutアプリをダウンロード
ご自身のスマホにアプリをダウンロードしてください。
❸ 電話番号を入力
携帯電話番号を入力し、その電話番号にショートメッセージで発信される6桁のコードを入力してください。
❹ 各項目を入力し、パスワードを作成
続いて、各項目を入力していきます。
以上で終了です。
ちなみに、この登録が終わった後に「本人確認」の画面が表示されます。
本人確認のために、事前に用意するものは以下です。
・マイナンバーカード
・運転免許証等の本人確認書類
また、スマホのカメラを使用した自撮りも要求されますのでご注意ください。
次に、デビットカードの申込の解説をします。
「Revolut」のデビットカードの申込
本人確認が終わると、デビットカードの申込が可能です。
今回は「リアルカード」を選択します。
その次に、お好みのカードのカラーを選択してください。
Q.上記の画像で示すバーチャルカードとは?
バーチャルカードは、通常使う物理的にあるリアルカードとは違い、アプリから生成されるカードです。通常のリアルカードと同様、16桁の数字を有しますが、このバーチャルカードで生成される番号は1回切りで、支払いのために使われると消失します。1回切りの支払いのため、番号の抜き取りなどの犯罪に合いにくいので非常に便利です。
そして、PINナンバーを入力し、配送先住所を確認してください。
※急ぎでなければ通常配達で問題ないです
最後に、配送日を設定して「無料でカード配送」をタップすれば無事に完了です。
登録から数週間後、以下のようにデビットカード(VISA)が送付されます。
Revolutは、マルチカレンシー口座なので、口座内にアメリカドルも預金することができます。
アメリカへ旅行した際は、このデビットカードで決済すればそのままアメリカドルで決済することもできますので、海外移住者にはとてもおススメです。
なお、カードが配送されたら、アプリ内でカードを有効化することを決して忘れないようにしましょう。
有効化しないと、デビットカードやキャッシュカードとしての機能が使えません。
それでは、次に入金の方法を解説します。
「Revolut」への入金(チャージ)
アカウントを開設した後は、実際にRevolut内へ入金(チャージ)します。
入金しなければ、即時引き落としされるデビットカードも使用することができません。
入金時に注意することは、
のどちらかで入金するということです。
クレジットカードでも入金可能ですが、入金された資金を送金やATM引出しに使用することができません。
クレジットカードで入金した資金を、上記の使用用途以外で使った場合、凍結される可能性がありますのでご注意ください!
Q.デビットカードで預金することと、クレジットカードで預金することとの違いは何ですか?
日本のクレジットカード方針により、Revolutにクレジットカードで入金された資金は振込やATM引き出しに使うことができません。ただし、購入した商品やサービスの支払いを行ったり、アカウントの通貨を両替したりすることはできます。当社が提供するすべての機能を使用するには、デビットカードで入金してください。
引用:Revolutの問い合わせページを参照
私がおススメするのは、楽天銀行が提供している「楽天銀行デビットカード」です。
楽天銀行デビットカードは、利用額100円につき楽天ポイントが1ポイントたまります(還元率1%)。
つまり、仮に100万円を入金すると、10,000ポイントのキャッシュバックを受けることができます!
楽天銀行デビットカードの還元率1%は、多くのデビットカードの中でも超絶お得な水準です!
それでは、実際に入金の説明をしていきます。
❶ 公式アプリへアクセス
上記の画面はトップ画面です。「+チャージする」をタップしてください。
❷ カード情報を追加
「+チャージをする」をタップすると、カード情報を追加する項目がありますのでタップしてください。
そうすると、上記の画面(左)に移転します。
私の場合、既に2枚のカードを登録していますが、まだ情報を登録していない方は、何も表示されていないはずです。
そして、お持ちのデビットカードの情報を入力して「続行」ボタンをタップしてください。
これで入金する準備が整いました。
❸ Revolut内に入金
次に、両替したい額を入力します。今回は100,000 JPYとしておきます。
その後、楽天デビットカードの登録メールアドレスに、4桁のワンタイムキーが送られますので、それを入力すれば、無事に入金完了です!
❹ 取引履歴を確認(参考)
とりあえず入金できたか確認してみましょう。
再度、トップ画面に行くと「取引件数」という部分が表示されていますので、そこに先ほどの取引内容が表示されていればOKです!
登録と同じく、入金も非常に簡単な作業です。
続きまして、外貨両替の方法を解説します。
「Revolut」による外貨両替
多くの通貨へ「無料」で両替できるRevolutですが、以下の時間帯に両替を行った場合に限ります。
逆に、上記の時間帯以外(週末)であれば、1%の為替手数料が発生します。
額を入力する画面の下に、無料であれば「手数料なし」とちゃんと表示されますので、実際に取引する前によく確認しておきましょう。
また、会員プランによって、両替する額に制限があります。
項目 | スタンダード会員 | プレミアム会員 | メタル会員 |
会費 | 0 JPY/月 | 980 JPY/月 | 1,980 JPY/月 |
両替限度額 | 750,000 JPY相当まで | 無制限 | 無制限 |
スタンダード会員では、月に750,000 JPYまでと設定されています。
それ以上の額を両替する場合は、1%の為替手数料が発生します。
プレミアム会員やメタル会員になれば、その上限額が撤廃され、無制限となります。
私の場合は、一気に資金を送金したかったので、プレミアム会員にしました。
それでは、実際に外貨両替の説明をしていきます。
❶ 両替ボタンをタップ
上記(左)は、アプリのトップ画面です。「…」をタップして「両替」ボタンを押しましょう。
❷ 両替額を入力し、取引完了
任意を入力してください。今回は「200,000 JPY」と入力します。
また、注文方法は指値など指定できますが、すぐに決済できる「成り行き注文」にしておきましょう。
そして、「JPYをUSDで売却」のボタンをタップすると、無事に売却されました。
これで両替完了です。
両替方法はすごく簡単ですね♪
ちなみに、上記の取引時間および両替レート、その時の為替レートを確認してみます。
取引時間 3/31 10:08(日本現地時間)
両替レート 200,000 JPY / 1,634.71 USD = 122.346 USD/JPY
為替レート 122.300 USD/JPY(イギリスの現地時間の3/31 02:08時点)
誤差 0.04%
という結果になりました!
TTMレートぴったりにはなりませんが、誤差として0.04%ということでほぼ無料といっても良いのではないでしょうか?
仮に100万円を両替しても、たったの400円程度ということになります。
海外送金サービスとして有名な「Wise」でさえも為替・送金手数料が合計0.6%とられるので、「Revolut」が超絶お得ということはご理解いただけるかと思います!
そして、最後は送金の方法を解説します。
「Revolut」による送金
送金先は、以下の3つに分けることができます。
・Revolutユーザー宛て
・海外の金融機関(銀行など)
・国内の金融機関(銀行など)
まず、Revolutユーザー宛ての送金は、無料かつ即送金できます。
世界中どこでも無料送金が可能ということになります。
海外の金融機関に送金する場合は、会員プランによって異なります。
項目 | スタンダード会員 | プレミアム会員 | メタル会員 |
送金限度額 | 750,000 JPY相当まで | 無制限 | 無制限 |
上記に示す限度額および回数を超えて送金すると、送金額の0.5%の送金手数料が発生します。
両替に加えて、送金においてもスタンダート会員であれば月額75万円までと設定されています。
急ぎでなければ、スタンダード会員でも問題ないと思いますが、そうでなければプレミアム会員以上をおススメします!
そして、国内の金融機関に送金する場合は、一律1,000,000 JPY相当 /月までと設定されており、回数は会員毎に異なります。
項目 | スタンダード会員 | プレミアム会員 | メタル会員 |
送金限度額 | 1,000,000JPYまで/月 | 1,000,000JPYまで/月 | 1,000,000JPYまで/月 |
国内送金手数料 | 月5回まで無料 | 月10回まで無料 | 月15回まで無料 |
上記に示す限度額および回数を超えて送金すると、送金額の2%の送金手数料が発生します。
いずれにせよ、為替手数料や送金手数料が発生する際は、手数料が画面に表示されるので注意して見てください!
ここで注意していただきたいのは、リフティングチャージと呼ばれる手数料です。
これは、受取り側の金融機関から請求される手数料で、各金融機関によって設定されています。
つまり、Revolutで送金手数料が無料であっても、受取り側の金融機関が独自でリフティングチャージを設定しているため、受取り側で手数料が引かれる可能性があるということです。
そこで、私がおススメするのは、以下の金融機関です!
・海外送金であれば、ユニオンバンク
・国内送金であれば、ソニー銀行
これらの金融機関であれば、リフティングチャージは無料ですので安心して使うことができます。
ちなみに、ユニオンバンクについては、後日記事を配信していきます!
それでは、実際に送金の説明をしていきます。
❶ 送金をタップし、送金先銀行の情報を入力
トップ画面より「送金」ボタンをタップします。その後、右上の「新規」ボタンをタップして、送金先の銀行の情報を入力します。
「銀行口座の受取人の追加」をタップします。
ちなみに、送金先の口座を有するユーザー名は、Revolutに登録した名前と一致しなければなりません。
したがって、共同名義口座には送金することはできません!
アカウントの詳細で、送金先の銀行の情報を入力していきます。
ちなみに、上記では、国内の金融機関を送金先に設定している画像になります。
最後に、「受取人の追加」のボタンを押せば、登録完了です!
送付先を確認してみると、先ほど追加した情報が表示されているはずです。
❷ 送金先を指定し、送金額を入力し、送金ボタンをタップ
再度トップ画面に戻って、「送金」ボタンをタップすると、左画像の画面が表示されます。
そして、受取先に先ほど追加した銀行を指定して、送金したい金額を入力します。
今回は、1,000,000 JPYとします。
その後「続行」ボタンをタップすると、振込確認画面が表示されます。
通常であれば、2~3日で着金することになっています。
一通り間違いがないことを確認して「送信」ボタンをタップします。
以上で、送金受付ができました。
数日中に指定の銀行へ送金が完了します。完了したら、メールアドレスに送金完了通知メールが届きますので、確認してみて下さい。
通常であれば、2~3日で着金することになっているようです。
ここまで、Revolutの基本的な使い方について解説してきました
・Revolutの登録方法
・デビットカードの申込方法
・Revolutの入金方法
・Revolutの両替方法
・Revolutの送金方法
上記の方法さえ覚えておけば、問題ないと思います!
デビットカードとしてだけでなく、両替、送金など様々なサービスをかなりお得な条件で利用できる「Revolut」は、海外移住をするなら必ず利用することをおススメします!
さらに、私が「Revolut」を強くおススメする理由は、株式投資をする非居住者(=海外移住者)にとって強い味方になるからです。
以下の記事で、非居住者が一般的な証券口座(SBI証券、楽天証券など)を利用できないということは解説していますが、その代わりとなる証券会社として「Firstrade証券」と「Interactive Brokers証券」を紹介しています。
「Revolut」を強くおススメしているのは、これらの証券会社の口座に資金を送金するために「Revolut」のサービスを利用するからです!
詳しくは、後日、記事や動画にして配信しますので、少々お待ちください!
さいごに
今回の記事では、両替・送金手数料が完全無料の「Revolut」の登録から基本的な使い方を解説しました。
現状のサービスがいつまで継続されるか分かりませんが、私が知る限り、両替や海外送金をするツールとして最も優秀なサービスです!
それでは、またお会いしましょう!
コメント
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いつも有益な情報をありがとうございます。
すみません…
何度やっても受取人の登録で受取人の追加ぼたを押すと受取人の住所を入力する画面になるのですがどうしたらいいですか?
よろしくお願いします。
ご連絡遅くなってしまいまことに申し訳ございません。
Revolutも日々仕様をアップデートしているらしいので、この記事とは違う仕様になっているのかもしれません…。もし可能であれば、ヘルプよりチャットにて問合せいただくと良いかもしれません。日本語対応のスピーカーもいらっしゃいますので、問題なく意思疎通が取れると思います。
よろしくお願いいたします。